2009年11月21日土曜日

枕選び~あるお客様の事例~

先日、20歳くらいの男性が
ご来店されました。

まくらをお探しで、私は、いつものように
計測器で測り、アドバイスをまじえながら
いくつかのまくらをお試し寝していただきました。

30分くらいやりとりをして、
その男性が

「実は、よその店で、もうひとつ候補のまくらがあるので
そちらを確認してきます。」 と、言って店を後にしました。



ほどなく、その男性が、また、店に来ました。

「こちらの店のほうが、アドバイスが適切で断然、親切だから。」

と、お褒めの言葉をいただき、うれしくなりました。


しかし、問題は、ここからです。

その男性
「実は、自分のまくらではなくて、彼女にプレゼントしたい。」


「それでしたら、ご本人のを計測しますよ。」

男性
「プレゼントをサプライズにしたいから。」


しかたなく、彼女の体型、硬さの好みをお聞きして、推測で
まくらをチョイスしたのですが、
本来なら、
ご本人の頚椎を計測して、お試し寝していただくのがベストなのですが・・・。


男性いわく
「まくらをプレゼントしたら、きっと喜んでもらえる。」とのこと。


ひょっとして、遠距離恋愛だったかもしれませんね。

2009年11月7日土曜日

アクリルとウール

先日、
アクリルの毛布をお求めのお客様がご来店されました。

70過ぎのご婦人である。

「本当にあったかいアクリルの毛布がほしい。」 とのこと。

話をよく聞けば、敷き毛布として、使いたいらしい。



毎年、この時期になると、繰り返し同じ話をします。

アクリルの毛布は、化学繊維です。日進月歩で、技術が進み
手触り、風合いは、良くなっています。でも、化学繊維なのです。

ウールのような天然素材の、所詮イミテーションなのです。

ただ、取扱いの数は、このアクリルの毛布が圧倒的に
ウール毛布を上回っているのが現状です。

アクリルの毛布は、断熱効果があり、手触り、風合いも良く
ふとんに入った時は、温かく感じます。

ただ、保温性は、ありません。そして、吸湿・発散性も乏しいのです。

寝ている間に、毛布だけ蹴飛ばして、下のほうにまるまっている
なんて経験をしている人も多いはずです。

それは、ふとんの中が蒸れて、無意識に蹴飛ばしているのです。

また、汗の吸いが悪いため、寝ている途中に寒さを覚えるなんて
方も、きっといるはずです。

ゆえに、
保温性・吸湿・発散性に優れているのは、
ウールのような天然素材に勝るものは、ありません。



私どもは、お客様のお話を、良く伺って、そのお客様の求めているもの
をお薦めするようにしています。

ですから、当然、アクリルの毛布も取り扱っていて、アクリル毛布を
ご希望の方には、お買い求めいただきます。

お客様の話をよく聞くのは、当たり前のことですが、

逆に、お客様もこちらの話を真摯に聞いていただければありがたいです。

今回のお客様は、私の話をよくお聞きいただいて

結果、ウールの敷毛布をお買い上げいただきました。

2009年11月4日水曜日

冬支度

11月に入り、急に寒くなりました。

初雪のニュースも、流れてきました。

慌てて、冬用のふとんを、押入れから出した人も
多いはず。

皆さんは、ご自分の眠りに満足していますか?

最近では、モノの値段の低価格にはどめがありません。

寝具においても例外ではなく、

ある企業では、羽毛ふとんが7,900円で、売られているのが現状です。
それはそれで、企業努力で成しえたことは、事実ではありますが・・・。

価値観は、人それぞれですが・・・。

 
「当店では、ちょっと高かったけど、買ってよかった。」

と、思っていただける寝具を提供しています。

本格的に冬を迎える前に、

皆様も、毎日お使いの寝具のことを今一度、

見直されてはいかがでしょうか。

当店のおすすめ寝具
イワタ羽毛ふとん、キャメル敷パット、羽毛敷パットなどは
多くのお客様より

「買ってよかった。」

という声をちょうだいしております。


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