2008年11月18日火曜日

以外に知られていない羽毛ふとんの本質

前々回に、羽毛ふとんの善し悪しの判断は
ダウン%の率だけが目安ではないという
お話をしました。

今回は、もう少し詳しくお話したいと思います。
羽毛には、ダウン(たんぽぽの綿毛のような形状)
と、フェザー(にわとりの羽根のような形状)
が含まれています。

そして、水鳥の種類は、ダック(家鴨)とグース(がちょう)
があります。

羽毛ふとんの品質表示には、ダウン%が表示されています。

現在、市販されているほとんどの商品が、
90%以上のものばかりです。
しかも、3万円~5万円くらい、もしくは、それ以下の
大変、お買い求めやすい価格が設定されています。

皆さんは、ご購入の際に、このダウン%を確認して
90%以上あって、価格を確認して購入するか
しないか判断されると思われます。

ここに落とし穴があります。

ダックダウンの場合、ダウン率80%が最も良い
とされています。にわかに、信じられないかもしれませんが
これが、本当の真実です。

80%のものは、ダウンボールが大きくて、毛足が長くて
耐久性もあります。

逆に90%のものは、未熟ダウンが多く、したがって
ダウンボールも小さくて、ふとんにいれた場合
かさはあっても、保温性に乏しく、耐久性にも
問題があります。

ですから、ダウン%に惑わされてはいけない
ということです。

羽毛ふとんを取り扱っている
多くの人たちは、
長い間の、知っているつもりのあいまいな知識
の中でご商売されいるんですんね。

一般のお客様が、知らないのは、無理からぬ
ことです。

遠方の方には、申し上げにくいですが、
当ショップに、お出掛けいただき
商品を、診て、触ってご確認してみて下さい。








【成熟した大きなダウンボールは
毛足が長く、毛が密集しています。】

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