2009年10月12日月曜日

敷ふとんにカビが生えた

先日、問い合わせのTELが1本入った。

問い合わせというか、困りごとの相談であった。

内容は

「ラジ○ル敷ふとんにカビが生えたけど、どうしたら
いいでしょうか?」

この、ラジ○ル敷ふとんは、私どもで、扱っている商品ではない。

状況を聞くと、

  • 床(フローリング)の部屋で、ベビー用のラジ○ル敷ふとんを使って
    いたとのこと。

  • 床に接するふとん面に40cm四方にカビが生えたとのこと。
  • 中綿の素材は、ポリエステル。
カビが生えても無理のない話である。

しかし、最近のアパート、マンションの間取りは、畳の部屋が少なく
諸般の事情で、ベッドを使用していない場合、
敷きふとんのカビの発生は、起こりうることである。


この場合の解決策(フローリングの部屋で、ベッドを使用しない設定)

  • ポリエステル綿の敷寝具は、使わない。
   ポリエステルに代表される化学繊維の綿は、汗を吸わない。
   (ポリエステル系に限らず、ウレタン系にも同じことがいえる。低反発もしかり)
   寝ている間の汗は、70%は、敷寝具に吸収される。
  • 身近で、安価な天然素材のもめん綿を使用した敷ふとんに替える。
    天然素材は、いろいろあるが、(羊毛、獣毛繊維など)
    それぞれの特徴の違いはあれ
    おおむね、吸湿性、発散性は、化学繊維より、数段優れている。
  • ふとんの上げ下げは当然、毎日すること、あとは、こまめにふとん干しをする。
また、気をつけたいことは、「汗取りパット」という商品があるが

品質表示を見てみると、中綿にポリエステル綿を使用している
商品が多く、商品名が「汗取りパット」でも、効果は薄い。

赤ちゃんの場合、新陳代謝が激しいため、
寝床環境は特に、気をつけたいものである。

そして、赤ちゃんは、たとえ、寝苦しくても意思表示ができない。
一生懸命、泣いて、お母さんに訴えているのである。


当店のホムページはコチラ

0 件のコメント: