2008年5月29日木曜日

食品だけじゃない!寝具にも安全性が必要!?

ついに、大阪の高級料亭が廃業に追い込まれました。

食の問題は、肉の偽装から、各方面いろいろ問題が
発覚しました。

モラルの低下といいますか、なんともなげかわしい限りです。
高級料亭の問題は、論外ですが、食の有害添加物の使用
なども社会的な問題となっています。
ところで、「食品だけじゃない、寝具にも安全性が必要」
少し、オーバーかもしれませんが、繊維製品にも製品に
加工する工程で化学物質が用いられることがあります。

その残留物が肌に触れることで健康への影響があると
指摘されています。

では、私たちは、どうやって安全な繊維製品を見分ければ
いいのでしょうか?
それは、繊維製品の安全性を保障する世界基準
「エコテックス」があります。「エコテックス」日本では、まだ
聞きなれない言葉ですが、ヨーロッパでは、エコテックス認証
の繊維製品を選ぶことが主流となっているようです。

エコテックスとは、繊維製品に含まれる人体に有害な物質
の使用を禁止あるいは制限し、基準をクリアした製品だけに
エコテックス認証ラベルが発給される繊維製品の国際的な
安全規格です。

つまり、エコテックスの認証を受けた製品は、人の健康を考えた
安全性の高い繊維製品といえるのです。

<エコテックス認証ラベル>
このラベルが付いている製品は安全です。
有害物質試験項目
ホルムアルデヒド、農薬、有機スズ化合物、染色堅牢度
発がん性、アレルギー誘発性染料、ph値、塩素系フェノール
揮発性物質放出、臭気、その他
当店では、エコテックス認証の寝具製品を取り扱っています。
取扱い商品
羽毛ふとん、パシーマ製品
寝具は長時間、身にまとうわけですから、ある程度は体にやさしく
安全なものを毎日お使いいただくことは、
決してオーバーな話ではないような気もしますが・・・。

2008年5月25日日曜日

ふとんのお手入れの時期です Ⅱ

羽毛ふとんは洗ったほうがいいの?

そうですね。2.3シーズンに1度は洗うのがいいですね。
(使用状況にもよりますが)

羽毛ふとんは、ご使用中の汗を吸収して発散
します。汗の成分はおもに塩分とアンモニアです。
長年、使っていると、羽毛にこの塩分が付着して
結晶となってかたまってしまいいます。

このかたまりが、羽毛のかさだかを減らす一員です。
これを解消すには、水洗いをすることです。水洗い
でないと、汗(塩分、アンモニア分)は洗い落とせません。

でも、不思議なことに、羽毛ふとんのラベルの
取扱い表示は、ほとんどの商品がドライ表示になっています。

いつまでも、気持ちよく清潔にご使用していただくには
私どもでは、羽毛ふとんを洗う場合は、水洗いを推奨しています。

お近くにお住まいの方で、羽毛ふとんのお手入れを
ご検討の方は、お気軽にご相談下さいね。

2008年5月23日金曜日

ふとんのお手入れの時期です

ずいぶん、すごしやすい季節になってきました。

もう、皆さんは、冬用の掛けふとんは、片付けられた
でしょうか?めまぐるしい生活に追われ、どうしても
ふとんのお手入れはおろそかになりがちでは
ないでしょうか。

ここ数年前より、羽毛ふとんの仕立て直し(リフォーム)
をされるお客様が増えてまいりました。それだけ
羽毛ふとんが普及してきたともいえます。

リフォームというと、使い捨てにせずに、ものを大切
にする心、地球にやさしいリサイクルという最近
よく耳にするフレーズです。

確かにものによっては、リフォームすることによって
見事に新品同様に変身して、お客様の元に
お届けすることができます。

その一方、ものによっては、リフォームするにあたい
しない羽毛ふとんもあります。そこらへんの
見極めは、やはり、きちんとアドバイスができる
信用のおける寝具専門店におまかせすのが
いちばんです。

でも、こちら側が、正直に現状の説明をして
リフォームをおすすめできない旨を伝えると
気分を害するお客様もいました。
(全ての人に理解してもらえるように話をするのは
むずかしい)

お店によっては、そこらへんの対応はまちまち
のようなのが現状ですが・・・・。

もし、お近くにお住まいの方で、羽毛ふとんの
リフォームを検討している方、お気軽に
ご相談下さい。正直にご説明いたします。

次回は、羽毛ふとんの丸洗いについて
お話したいと思います。

2008年5月19日月曜日

かかりつけのふとん屋

どなたにもかかりつけのお医者さんはありますよね。

では、かかりつけのふとん屋さんはありますか?
気軽に相談できるふとん屋さんはありますか?

5月にはいって、ここ10日間くらい何人かの新しい
お客様が「ふとんの打ち直しをお願いできますか?」
と、お問い合わせがあります。
私「もちろん、承ってますよ。」

お話を聞くと、今まで、お願いしていたふとん屋さんが
廃業してしまい、困って私どもにお問い合わせにみえる
のです。

実際に私どものの地域でも、経営者の高齢化にともない後継者
の問題等で、やむなく廃業されるふとん屋さんが増えています。
同業としてはさびしい限りですが・・・・。

長年、馴染みにしていたふとん屋さんが廃業されると、いざ、ふとん
のことを相談しようと思っても、どこのふとん屋さんにお願いしようか
不安になりますよね。

不安をいだきながら、私どもの店に訪ねて来られたお客様の気持ち
を大切にして、期待にこたえられるよう頑張っていかねばと
おもう今日この頃です。そして、かかりつけのふとん屋にご指定
していただけるように。

2008年5月15日木曜日

新製品「水入りふとん」?

5月15日の中日新聞の記事に紹介されていました。

「涼しく快眠水入りふとん」 新製品

記事によると夏の快眠寝具とされる商品が
毎年、倍増のペースで開発されて、市場にでているそうです。
開発するがわの立場の人は、大変な苦労をされ、試行錯誤
を繰り返し世に送り出しているということは、簡単に想像できます。

毎年、倍増のペースで開発されるということは、新しく生まれて、
人目を見ずに消えていく商品も数多くあるといことでしょうか。
記事を読むと、この商品はポリウレタンフィルム製のエアマットに
水を入れて使うとのこと。果たしていかに。

私は実際にその商品を見たわけではなく、新聞記事を読んだ
だけで、とやかく言ってもしかたないのですが、
寝具というものは、やっぱり身体にやさしい天然素材を
用いたものがいちばんです。

人間て不思議なもので、何か新しい仕掛けがついていると
その商品にものすごく期待してしまいます。

天然素材の商品の多くは、見た目はなんのへんてつもない
商品がほとんどです。でも、その素材の持ち味を充分に
発揮すれば理にかなった寝具といえるのではないでしょうか。

私の推奨する夏の快眠寝具「本麻敷パット しとね」は
夏の素材としてもっともふさわしい麻の持ち味を充分に発揮
した商品です。しかもロングセラーです。

「本麻敷パット しとね」 表地・麻100%、中綿・麻100%
  1. 汗をかいても蒸れません。(汗を素早く吸湿・発散)
  2. ひんやり涼しい肌ざわり(表地は手もみで凹凸のある近江ちぢみ)
  3. ご家庭で水洗いができます。
興味のある人はふとんの平野屋のホームページに
詳しく紹介していますので読んでみて下さいね。

2008年5月13日火曜日

はじめまして

はじめまして、
きょうから、ブログデビューです。

申し遅れました。ふとんの平野屋の竹尾
と申します。

私は、愛知県豊橋市でふとん屋をしています。
以後、お見知りおきのほどよろしく
お願いします。

暑い日が続いたと思ったら、ここ2,3日は気温
が下がり、日中は半そででは少々寒いくらいです。

掛けふとんも冬用では暑いし、夏用では、
心もとなく体調管理も大変ですね。

何か、お困りのことがあればなんなりと
ご相談下さいね。

くれぐれもお風邪などひかないように
お気をつけ下さい。