2008年6月29日日曜日

雑記

なぜ、夏物寝具(肌ふとん、敷パット等)に
化学繊維(ポリエステル系)の綿を用いた
商品が氾濫しているのでしょうか?

たびたび、この、ブログにも書いていますが
化学繊維の綿は、天然繊維の特徴の
吸湿性・発散性からは、ほど遠く人間の身体
にはやさしくないのに・・・。

そこで。化学繊維(ポリエステル系)の綿の特徴とは・・
  1. 低価格
  2. 弾力性がある
  3. 軽い
  4. 洗濯すると早く乾く
  5. 繊維が切れにくくほこりになりにくい
夏の時期は睡眠時の発汗量は、他の時期の2倍
といわれています。しかし、化学繊維の綿は、汗を吸わない
ため、ふとんが湿っぽくなります。そこで、繰り返しの洗濯
が必要になります。

もともと水分を吸いにくいため、洗濯しても比較的早く乾き
ます。繰り返しの洗濯のため、商品の劣化がすすみます。
洗濯の頻度にもよりますが、傷みが早いため1シーズン
もしくは2シーズンで使い捨てになり、廃棄処分という
悪循環につながります。

やはり、身体にもやさしく、地球にもやさしい
そして末永く愛用できる寝具を選ぶようにしましょうネ!

夏物寝具として私が推奨するのは、パシーマ
本麻敷パットです。

ふとんの平野屋のホームページに詳しく掲載しています。
http://www.hai-hiranoya.com/

2008年6月28日土曜日

雑記

相変わらず食品偽装のニュースが
新聞、テレビ等でにぎわせています。

企業のモラルの低下はなげかわしい
限りです。食品は毎日、口にするものですから
世間の皆様は、敏感に反応します。

ところで、寝具業界は大丈夫?なんて声も
聞こえてきそうです。

寝具は、生地の中に中綿が詰まっています。
とりわけ、羽毛ふとんの中身は、偽装されても
一般の方は、本当にわからないと思います。

食品も、寝具も毎日、繰り返し使うものです。
皆様も、寝具にも、敏感になっていただきたいのです。

例えば、夏物寝具は、安価な化学繊維の綿が
使用されているものが、大型スーパー等で
多く売られているようです。

化学繊維の綿を用いた寝具は、まったく偽装でも
なんでもありません。
しかし、天然素材のもつ特徴として、吸湿性、発散性
からは、化学繊維系の綿は、ほど遠いのも事実です。

ですから、湿気の多い日本の夏には、発汗量も増し、
化学繊維の綿の寝具は、大変寝苦しいのです。
夏物の肌ふとんでも、敷パットでも化学繊維の綿を用いた
寝具は、避けましょうね。

詳しいことは、ふとんの平野屋ホームページに
掲載されています。是非、読んでみて下さい。
http://www.hai-hiranoya.com/

2008年6月24日火曜日

まくらについて

数年前より、まくらにこだわるお客様が
増えてまいりました。

お客様の中には、1年のあいだに3つも買った
けど自分に合ったまくらに出会えなかったという
方もみえました。

やはり、きちんとアドバイスできるお店で
まくらは選ぶべきと思います。

いっぽう、あるお客様(60代男性)は、
「わしは、20年以上、まくらを買ったことがない。」
とおしゃった方もみえました。

お話を聞くと、寝ているあいだに、まくらを立てたり、
腕をまくらの下にはさんだりして寝ているとの
ことです。大変、苦労して寝ているようでした。

当然のことながら、まくらにも寿命はあります。
また、まくらが、睡眠に大きく左右されることも
多くの方が認識しているはずです。

いびき、肩こり、夜中に目が覚める等、睡眠の
トラブルをかかえている方も年々、増えてきています。

自分に合ったまくらは人それぞれ違います。
重要なのは、自分のまくらの高さを知ることです。

当店は、睡眠環境アドバイザーが的確なアドバイスで
まくら選びのお手伝いをいたします。

近隣にお住まいの方で、まくらをお探しの方
1度出掛けてみて下さい。
HPにも快眠枕を掲載しています。参考にして
下さいネ。

2008年6月20日金曜日

寝具専門店の役割とは

先日、所用で名古屋に出掛けました。

その時に同業のふとん屋さん3人くらいで
意見交換をしてまいりました。

その時の話題の中心は、「ふとん屋の役割って何?」
でした。話を要約すると、ここ数年来、大型スーパー、
通販、ネット等で、安価な商品が氾濫していて、
ふとん屋さんの活躍する機会が減っているという
ものでした。

その一方で、寝具の廃棄処分等の問題がここ数年
ますます増えています。

やはり、寝具専門店の役割は、使い捨てにせずに、
末永くご愛用できる寝具をご提案することでは
ないでしょうか。

すぐに、廃棄するような寝具は、寝心地も悪く、
睡眠のトラブルのもとです。

ここはひとつ、皆様の賢明な判断で、今一度
原点回帰で、寝具専門店を見直しては
いかがでしょうか。

ちなみに肩書きをひけらかすつもりはありませんが
私は、睡眠環境アドバイザーの資格を取得しています。

寝具の機能、睡眠の仕組み等のアドバイスをしながら
的確な寝具選びのお手伝いをいたします。

2008年6月17日火曜日

新しいタオルケット?

梅雨が明けるとまもなく本格的な暑い夏が
やってきます。

皆さんは、夏になると何を着て寝ていますか?
タオルケットを着ていると、いう方がごく一般的
だと思います。中には、何も着ていないという方
も多くいるかもしれませんね。

その、タオルケットが、寝ているあいだに体に巻きついて
寝苦しくなり、気がついたら何も着ていないということを
多くの方が経験しているはずです。

タオルケットは以外に汗を吸収せずに肌にまとわりついて
寝苦しくなるのです。

蒸し暑い日本の夏は、寝ているあいだに大量の汗を
かきます。何も、着ないで寝ると肌についた汗を吸収
しないばかりか、体温調節の妨げになり、夏風邪を
起こす原因になります。

そこで、紹介したいのが、タオルケットに変わる
パシーマです。

パシーマって何?

表と裏地がガーゼ
中央は脱脂綿を主体とした
中綿を入れた三層構造に
なっています。

パシーマは、身体の汗を素早く
吸い取って、肌をいつもさらさら
な状態にします。表地も裏地も
ガーゼだから、なおさらです。

脱脂綿は昔から吸い取り綿
といわれているとおり
吸水性も抜群です。

また、吸い取った汗を発散に伴い冷却作用があります。
使っていてさわやか、さらさらはこのせいです。
また、繰り返しの洗濯にも耐えられる丈夫なキルティング
がほどこされています。

赤ちゃんが口に含んでも安全
なレベルの「エコテックス規格100」
の認証を受けた製品です。
だから、敏感肌の方でも
安心してお使いいただけます。
詳しくはHPにも紹介していますので、読んでみて下さい。
この夏は、タオルケットはおさらばして、
パシーマに切り替えてみてはいかがでしょうか。

2008年6月14日土曜日

マメに干したいふとん

きのう日中、車を走らせていたら、ふとんを干している
ご家庭が多かったですね。

梅雨のあいまの天気のいい日には、マメに干すべき
ですね。これからの時期はジメジメとした湿気でいっぱい
です。そして、寝ているあいだの発汗量もだんだん増えて
きます。

長いあいだ、ふとんを干さずに放っておけば、カビやダニ
の温床になるばかりではなく、やはり、寝心地もよくありません。

いつも、清潔に保つにはカバーやシーツもこまめに洗濯しましょう。

これからの時期のふとんを干す時の注意点は、日ざしが強くなるので
長い時間干すのは逆効果です。熱を含んだふとんは寝る時間
になっても熱がさめず、かえって寝苦しくなります。

朝10時~午後2時の間に1~2時間程度干して手早く取り込んで
下さい。

そうはいっても、お仕事の都合等、生活環境によっては、なかなか
ふとんを干す時間がない方もいますよね。そんな方は、
ふとん乾燥機のお世話になるのかな。

本当はふとんは日干しがイチバンいいのですが・・・。
ダニ、大腸菌、ウイルスを退治するのは、日光消毒が
イチバンの殺菌効果がありますので・・・・。

2008年6月11日水曜日

ふとんの素材(中綿)について

例年より早めに梅雨入りしました。
これから1ヶ月近くじめじめとしたうっとしい日々が
始まります。

ところで、あなたは、寝具をお買い求めの際に
何を判断基準にお選びになりますか?

1.価格

2.色、柄(デザイン)

3.機能性

1の価格は、財布と相談しながら決める、とお答えする方は

なんとなく私もうなづけます。

2の色、柄(デザイン)もお部屋のコーディネート等を考慮しながら

ご自分のイメージに近いものを選ばれるのでしょう。

3の機能面ももちろん判断基準のひとつです。というか

イチバンの判断材料にしていただきたいのです。

ふとんの機能を判断するのは素材(中綿)なのです。

表地はさわったりして目に触れることができますが

中綿はふとんの中に入っているので品質表示を

見落としがちです。したがってどうしても価格、色、柄に

重点がいきます。

例えば、夏物寝具でいうと、安価のものは、中綿は

ほとんどのものがポリエステル系の化学繊維の綿が

用いられております。この化学繊維の綿は、水分を

吸収しません。気温が高くなり湿度が増すこれからの

時期に、このたぐいの寝具を用いておやすみになれば

不快感がつのるばかりで、快適睡眠からかけはなれて

しまい、夜中でもエアコンに頼ってしまいます。

ですから、寝具をお選びになる場合、中綿に何が

入っているのかという点を吟味していただきたいのです。

やはり天然素材を用いた寝具をお選びになることを

おすすめします。天然素材は、吸湿性・発散性に

優れています。とくに夏物敷寝具でしたら、熱を

素早く逃がすという特徴をもったがいいですね。

寝具は毎夜、繰り返しお使いになります。充分

吟味して下さい。

最後に商品のネーミングにもご注意をして下さい。

「汗取り敷パット」と表示してある商品がありますが、

汗はほとんど吸収しません。なぜなら、中綿は

ポリエステル系の化学繊維の綿が用いられて

いますから。

2008年6月3日火曜日

羽毛ふとんのリフォーム(仕立て直し)

先日、お店にみえたお客様の羽毛ふとんのリフォーム
のご依頼の時の会話です。

お客様 「羽毛ふとんの仕立て直しを、考えているんです
ができますか?」

わたし 「ハイ、できますよ。何年くらいご使用ですか?」

お客様 「12年くらい前に、主人の退職祝いに子どもたちが
買ってくれました。もちろん、お宅で買ったのよ。
でも、3ヶ所くらい穴を開けてしまい、中の羽毛が
ぬけてきているよ。」

お話を聞けばご主人は、数ヶ月前に亡くなられたそうです。
それで、子どもたちが買ってくれた記念の品だから処分する
のは、気がひけるし、どうしようかとの相談でした。

うっすら涙をこぼしながら、お話をしてくれました。

私は、12年前、その息子さんが羽毛ふとんを
買っていただいたことを、きのうのことのように
覚えておりました。

それは、自分の親の退職祝いに羽毛ふとんをプレゼント
することに、印象深く記憶に残っていたからです。

わたし 「思い出のつまった羽毛ふとんなら、ぜひ
リフォームしてお手元に残しておいて下さい。」

お客様 「じゃあ、お願いしようかしら。」

そして、後日リフォームする羽毛ふとんを受け取りに
伺うことになりました。
      

2008年6月1日日曜日

本日より6月 衣替え!?

きょうから6月です。つい、この前お正月を迎えたばかり
のような気がしますが、月日の流れるのが、速く感じる
のは年のせいでしょうか。

朝、たばこの自動販売機で、いつものようにマイルドセブン
6㎜を買おうとして、お金を投入しても、たばこがでてきません。

困っていたら、お店のおばちゃんが出てきて、taspo(タスポ)
のカードをかざして、たばこをだしてくれました。

今日6月1日よりtaspo(タスポ)がスタートがしました。
そうです、成人識別のためのカードのことです。
新聞によると、喫煙者の1割くらいしか登録していない
そうです。これを機会に禁煙しようと思っている人が
多いようです。私もそのひとりで、登録していませんが、
家族からは、日頃から禁煙するよう言われ続けていますが
あしたから、どうしようか・・・。

6月1日といえば、衣替えですよね。今日は日曜日なので
明日から、中、高校生の夏服の制服で登校する姿を
見ることになります。

衣替えといえば、おふとんも、この時期がお手入れの
時期です。九州の一部では、梅雨入りしたのでしょうか。
この地方の梅雨入りは、もう少し先ですが、梅雨入り前に
ふとんの丸洗い、仕立て直し(羽毛、もめん綿)を検討
してみてはいかがでしょうか。

梅雨に入ると、湿度が上がり、じめじめしたうっとうしい
季節です。こんな時期に快適に眠っていただくには、
やはり、本麻敷パットです。本麻敷パットは、背中の
湿度を取り払い、汗もすばやく吸収してくれて
爽やかな寝心地です。この時期より、残暑が残る
9月くらいまで使えます。当店の夏の寝具として
一押しです。

HPに詳しく説明していますので、是非、読んでみて
下さいね。

あ、そうそう、本日6月1日より道路交通法改正により
高速道路での後部座席のシートベルト着用が義務づけ
だそうです。お気をつけ下さい。