2008年12月31日水曜日

大晦日

今年も、あっというまに年越しをむかえました。

この1年は、後半から、不況風がふいて生活防衛意識
が高まって、消費が冷え込みました。

年が明けても、しばらくは、雰囲気が変わるとは
思いません。

でも、私は、「快適睡眠のためのスキルアップ」
皆さんのお役に立てるようできる限りアップしていきたい
と思いますので、来年もよろしくお願いいたします。

1年間、ご愛読ありがとうございました。

2008年12月22日月曜日

勘違いの寝具選び 毛布編

毛布は、どんな素材があると思いますか?

大きく分けて、アクリル系(ポリエステル、マイクロファイバー等)
の毛布とウールの毛布があります。

アクリル系の毛布は、インターネットなどで大安売りで
競って販売されています。ですから、大変、安価に
お買い求めできます。

素材の特長としては、断熱効果はあります。
その反面、水分は、吸収しにくく、寝汗は吸ってくれません。
ですから、睡眠中のおふとんの中は、蒸れて寝苦しく
感じます。汗を吸わないため、明け方は、おふとんの中
が、かえって冷えてきます。

羽毛ふとんの下にこういったアクリル系の毛布を使って
おやすみになると羽毛ふとんの良さがなくなって
しまいます。

日々、技術の進化にともない、やわらかく肌ざわりがいい
ため、おふとんにはいった時は、暖かい感じがします。
しかし、アクリルは、化学繊維です。どんなに技術が
進んでも繊維そのものの性質まで、変えることは
できません。最近では、ミンクタッチとか、ムートンタッチ
とか新合繊とか、いろいろなネーミングで販売されています。

言いかえると、アクリル系の毛布は、イミテーションなのです。
なんのイミテーションかとというとウール毛布の
イミテーションなのです。

毛布をお使いになるのであれば、やはり
吸湿性・発散性に優れ、保温性もある天然素材
ウール毛布がオススメです。

特に、冷え症、寒がり、汗かきの人は、アクリルの毛布は
掛け用、敷用、どちらにしても控えたほうが
いいですね。

2008年12月19日金曜日

勘違いの寝具の組み合わせ

冬になって寒い季節になると皆さんは当然
冬用寝具に切り替えますよね。

でも、中には間違った寝具の組み合わせを
している人がいます。

特に寒がりの人とか冷え症の人はその傾向があります。


  1. 掛けふとんを何枚も重ね着する。
  2. 2枚合わせのアクリル素材の毛布を羽毛ふとんの下に着る
  3. 敷き毛布もアクリル素材のものを使う
  4. 電気毛布や温熱敷ふとんを使用している
  5. トレーナーのような厚手のものをパジャマ代わりに着る

   などなど

日頃、お客様と接していて、こんな人いたな、と、思いついた
だけ列記しましたが、いづれもNGです。


でも、しかたない面もあるかもしれません。
だって、楽天なんかのショッピングサイトを見れば
アクリル素材の毛布とか敷パットなどが、これでもか
というほど、各サイトが競って大安売りで掲載されていますから。

現代は、あまりにも膨大な情報に多くの方が振り回されています。
何が自分にとって最適かという判断が時には
間違った選択をしている方が多いような気がします。

声が大きかったり、大資本にあぐらをかいて派手な宣伝文句
に惑わされずに、膨大な情報の中からベストチョイスを
して下さい。

私のHPをご覧いただければ、理にかなった寝具選びとか
睡眠の仕組みなど、ためになる情報が満載ですよ。

www.hai-hiranoya.com/

2008年12月10日水曜日

正しい情報を見極めることが大切!?

世の中、急激に景気が悪くなっています。

というニュースが連日、テレビ、新聞等で
報道されています。

確かに物が売れない、買わない状況が
取り巻いています。

定額給付金の件での、街頭インタビューを
聞いていても、そんなものもらっても
「何も、買いたいものがない。」
「貯金に回します。」
とか、否定的な声が多いような気がします。

その一方、いくら景気が悪くなったといっても
戦後昭和20年代と比較すれば、現在のほうが
確実に豊かです。

物があふれています。情報が氾濫しています。

一概に比較できませんが、戦後の時代と
今の時代では、人の嗜好、考え方も大きく
変化しています。

現代は、健康、安全なものにシフトしています。

寝具に限っていえば単なる寝る道具から
明日の活力の源のためにぐっすり眠れる、快適睡眠、
を求めるようにシフトしています。

私の考える本物の健康寝具とは、電気を使った
温熱敷ふとんとか、遠赤外線のふとんとか磁気の
ふとんなどのたぐいではなく、天然素材を使った
からだにやさしい寝具のことです。

天然素材といってもいろいろありますが、
例えば、羽毛をひとつとってもピンからきり
まであります。

現代は、膨大な情報が氾濫しています。
その中で、何が正しい情報かを見極める
能力がためされる時代ではないでしょうか。

興味のある方は、私のHP
www.hai-hiranoya.com/ アクセスして下さい。

2008年12月7日日曜日

睡眠環境アドバイザー

先週、ある会社の営業所の朝礼にお邪魔しました。

朝礼のお時間を少しいただいて
  1. 睡眠のハナシ
  2. まちがった寝具選びをしないように
  3. ちょっぴりふとんのPR

時間にして40分くらい話をさせていただきました。

ついつい話が長くなってしまい、

また、少々理屈っぽくなり

聞きづらかったと思いますが、それでも皆さん

熱心に耳を傾けてくれました。

自分のことを紹介する時に、「睡眠環境アドバイザー

の資格を取得しているのを最後まで言いそびれて

しまいました。別に肩書きをひけらかすつもりは

ないので、わざわざ、言うこともありませんよね。

それより、一介のふとん屋が、睡眠の話をしながら

寝具選びのアドバイスをして、聞いていただいた

皆さんは、私の話の内容に本当は、どのように思ったか

本音の感想をお聞きしたいものです。