2009年12月7日月曜日

寝具環境が危ない!

現在は、選択肢が増えました。

選択肢が増えることは、喜ばしいことですね。

色、柄、価格などの中から、自分の考え、好みに合致するものを
多くの情報の中から、チョイスすればいいのですから。

これは
あくまでも、一般的な話ですが、
翻って、寝具だけに限ってお話するとどうでしょうか。

寝具の世界でも、選択肢は広がりました。

一例として
敷寝具を、列挙してみると
硬綿敷ふとん、低反発系のパット、温熱敷ふとん、磁気マット、
羊毛敷ふとん、もめん綿の敷ふとん などなど・・・。

選択肢が広がれば、一般ユーザーにとっては、喜ばしいように
思えますが、喜んでばかりいられません。

それは、人間の睡眠の理にかなった
寝具とは必ずしもいえないモノが、あまりにも多いからです。


上記に列挙した寝具をひとつひとつの解説は省きますが

やはり、人間の睡眠の理にかなった寝具は
天然素材を用いたものがベストです。
(羊毛敷ふとん、もめん綿敷ふとんは、天然素材)

それだけ、天然素材を用いた寝具が、たくさんの選択肢の中に
埋もれてしまっているともいえるかもしれません。

また、電気を利用した寝具、磁気を用いた寝具が
身体にやさしいとは、とうてい思えません。

昔は、ふとんといえば、もめん綿のふとんばかりで、
選択肢もありませんでした。

変にお客様を惑わすこともなく、いい時代だったのかもしれません。

現在は、情報が氾濫して、お客様をいたずらに惑わしているとも
いえなくありません。


また、商品のネーミングも紛らわしいものが増えています。

ボリュームアップふとん、汗取りパット、あったかパット
などなど

これらの多くが化学繊維の中綿が使用されています。

ネーミングとおりの機能を果たせば、問題はないのですが・・・。


寝具の世界で言えば、選択肢が広がって、その分
間違った寝具が氾濫しているのが現状です。


まさしく、寝具環境が危ないのです。

メーカーは
少しでも、コストを抑え、見栄えをよくして
お買い求めやすいように工夫しているのですが・・・。

人間の睡眠のための寝具機能を充分果たさない商品を供給している
メーカー、問屋、小売屋の責任は大です。


でも、中には、良心的な品揃えをして、
お客様の睡眠のことを考えた寝具を扱っている
店も、あります。


賢明な選択をされることを切に願うばかりです。



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