数年前より、冷却ジェルパットなるものが、TV通販、インターネット
大型スーパーなどで、販売されているようです。
当店のお客様からも、時々、お問い合わせがあります。
でも、当店では、お取り扱いをしていません。
取引先のメーカーからも、毎年、
夏のヒット商品だから、取り扱うように、さんざん勧められます。
でも、当店では、お取り扱いをしていません。
冷却ジェルパットって本当に、夏の眠りに理にかなっているのでしょうか?冷却ジェルパットは、ナイロン樹脂,もしくは、ポリエステル系の袋にジェルが入っています。
手のひらをあててみると、確かにヒンヤリします。
実際に使ったことのある方の話を聞いたこともありますが、
ふとんに入った時は、ヒヤッとして気持ちよく、暑い夏には、
気持ちいいな。と思ったそうです。
でも、考えても見てください。
夏の睡眠は、一晩にコップ2杯分もの汗をかきます。
そのほとんどが、敷寝具に吸収されるのですが、この冷却ジェルパットは、
ナイロン樹脂、もしくは、ポリエステル系の袋を用いているので、汗を吸収しません。
汗を吸収しないと、、湿気をおびて、背中が蒸れて、かえって寝苦しさを感じます。
カビが発生したという報告も聞いています。
もうひとつの問題点は、その商品の説明書きに目を通すと
身体から、体温を奪うと、言う文言があります。
いったいどういうことなのでしょうか?
冷却ジェルで、背中の接着面の皮膚体温を奪うという意味だと推察できますが
ひと夏、それを使い続けると、秋頃に身体の不調を訴えそうな
懸念があります。
元来、人間は、発汗作用をとおして、絶えず自分の体温を調節するという
自然の摂理があります。
別の方の使った感想では、ふとんに入ってすぐは、ヒンヤリして気持ちいいと
感じますが、1時間もしないうちに全然、冷たく感じず、むしろ寝苦しくなると
おっしゃっていました。
その方は、今では、昼寝用に使っているようです。
(短い時間のうたたね程度に使っている)では、夏に背中の蒸れを感じず、朝まで快適に眠れる寝具は、何がいいの?
そんな声も、聞こえてきそうですが、
夏には、汗もしっかり吸収して、独特のシャリ感もあって、人間の眠りの理に
かなった
からだにやさしい天然素材を用いた
本麻敷パットがおすすめです。
それは、このブログで、再三、ご紹介しておりますので、
詳細は、クリックしてみて下さい。
何が自分にとって正しい情報か判断がむずかしくなっています。
賢い選択を切に願っています。