先日(随分前です)、新規のお客様が、
「ふとんの丸洗いを、お願いしたいのですが」
と、敷ふとんを持参して、ご来店がありました。
私が、その敷ふとんを、見たところ、側生地が
ところどころ、うすくなっていて、裂ける寸前の
状態だったので、丸洗いをすると生地が
裂けてしまう旨お話をしましたところ、
お客様
「だったら、このふとん、どうすればいいの?」
そこで、私は、中綿の状態を見て、打ち直しをして、側生地を
交換したら、新品同様になります旨のお話をしました。
お客様
「いくらかかるの?」
私
「側生地にもよりますが7,800円~9,800円くらいでできます。」
お客様
「そんなにするの?丸洗いのつもりで着たのに」
(ちなみに丸洗いの場合シングル敷ふとん3,675円)
お客様
「もっと安い敷ふとんは、ないの?」
私
「硬綿敷ふとんだったら、6,300円ですが・・・。」
さて、ここで話を整理してみましょう。
丸洗い3,675円。でも、丸洗いに耐えられない。
打ち直し、仕立て直し7,800~9,800円
硬綿敷ふとん6,300円
私の見解
このお客様は、長年、もめん綿の敷ふとんを使用していたので
わたを打ち直しをして、仕立て直しをするのが良いと思います。
この、お客様の場合、硬綿敷ふとんの使い心地は、違和感を感じます。
あなただったら、どういう選択しますか?
これは、ほんの一例ですが、私どもでは、そのお客様に
合わせて、最適な選択をアドバイスして、ふとん選びの
お手伝いをいたします。
0 件のコメント:
コメントを投稿